生理的口臭対策
生理的口臭
生理的口臭は通常の生活をしていればだれにでもあるものです。臭いの強さも多くの場合“強烈”というほどではありません。また、臭うのは一時的で、病的な口臭と違い、たえず臭っているわけではありません。
しかし、通常の生活をしていればだれでもあるとはいっても、一時的だといっても臭うのは困ります。これから生理的口臭の主なもの、つまり起床時、緊張時、空腹時の口臭に対する対策を述べていきます。
起床時の口臭対策
一日の中で最も生理的口臭が強くなるのは朝起きたときです。人は起きているときは会話をしたり、食事をしたりと口を良く動かしています。口を良く動かしている間は唾液が豊富に出て、口の中を潤しています。こんなときは虫歯も進行しないし、口臭も発生しにくいのです。
唾液の中には口の中の細菌を殺す作用がある物質がたくさん含まれていて、細菌を減らしたり、口の中に残っている食べ物カスなどを洗い流してくれます。口の中は、どんなにきれいに歯磨きをしたとしても、舌の表面のヒダヒダの中や、歯と歯の間などに食べ物のカスや口の中の粘膜細胞がはがれたものや、鼻から落ちてきた膿などが残っていて、これらのものを細菌が餌として食べ、食べたものを排泄します。この細菌たちの生活行動が腐敗を進行させてガスが発生するのです。
そのため、起床直後は一日の中で一番臭うのですが、起きた後は唾液が分泌され始め徐々に臭いは減っていきます。そして食事をしているときや食事の後にはたくさんの唾液が出て口の中が清掃されますので食後しばらくはもっとも臭いが少
ないときなのです。なので、朝食を抜くことは口臭のもとにもなります。
起きた後は、歯を磨いたり、食事や会話をして唾液をいっぱい出して口臭を減らしましょう。
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