口臭対策の歯磨き方法

ボディケア

口臭対策の歯磨き方法

 普通に言われているのは食後すぐに磨く方法ですが口臭対策の歯磨き方法が少し違います。  その方法ですが歯磨きは寝る前と、起床直後の1日2回で行うというやり方です。先にも述べましたが1 日のうちで一番口臭が強いのは朝起きたときです。これは寝ている間に口の中で細菌が大繁殖するからなのですが、この方法はその前後に行うと言うものです。寝ている間の菌の大繁殖をできるだけ抑えるためには、口の中に残っている食べ 物カスなど細菌の餌となるものを洗い流してやる必要があります。ですから歯間清掃も寝る前に丁寧に行います。そして起床時に繁殖した後の細菌を起きてすぐに洗い流します。  なぜ食後ではないかと言いますと、食中に豊富に出た唾液を歯磨きで失われないようにするためです。また朝食後の食べ物カスの清掃は歯間ブラシで行います。

ブラッシングのやり方

歯ブラシのヘッドは小さいものに

 使う歯ブラシはヘッドが小さいものにしましょう。小さいヘッドは小回りがきき、狭いところにも入っていきやすいので死角ができません。

毛の硬さ

毛の硬さは普通がよいでしょう。硬いものですと歯茎を傷つけてしまうことがあります。歯茎に腫れがあり、痛い場合はやわらかいものでもいいですが、ブラッシングによって歯茎が引き締まってきたら普通のものに変えましょう。

握り方

 歯ブラシの握り方は鉛筆を持つようにして握ります。多くの人が歯ブラシを歯茎に強く押し当てすぎで歯茎の後退をおこしてしまっています。これを防ぐのに一番いいのがペングリップです。ペングリップでふわっと持ってゴシゴシ磨かないように注意しましょう。

歯と歯茎の境目に斜め45度に当てる

歯ブラシの毛は、歯と歯茎の間に入るように斜め45度に当てます。基本はこの部分の清掃ですが、歯の先っぽにざらざらが残るようであればあとでそこも磨きます。

動きは小刻みに

歯ブラシの動かし方は、手首だけを使い小さく小刻みにします。大体5ミリ程度の幅で動かし、一箇所最低でも10回往復させ少しずつずらしていきます。このときできるだけゆっくりと動かすほうが歯茎のマッサージ効果が高まります。 奥歯の内側は磨きにくいので、口を閉じ気味にして歯ブラシを横から入れます。奥歯の外側は、歯ブラシの柄と歯の並びが並行になるように当て、口の外に出ている歯ブラシの柄が水平になるようにします。この時、柄が下に下がっていたら、歯の側面に歯ブラシの側面が密着しません。歯茎の境目から毛先がずれないように横に小刻みに動かしていきます。 奥歯の内側を磨く時も、外側と同じように、柄と歯の並びが平行になるようにします。奥歯の内側は、毛先が歯と歯茎の境目に届きにくい場所です。歯ブラシ側面を歯の方押し当てて毛先が歯と歯茎の境目に入るようにしていきます。前歯は、横に動かして磨きにくいいため、縦に1本ずつ磨いていきます。

順番を決めて

磨き残しがでないようにするには順番を決めて磨くのがよいです。このときに一番磨き残しが多くなるところを一番最初に磨くようにします。一番磨き残しが多くなるところはたいてい利き腕の反対側の下奥歯の内側です。ですから、この場所から始めていきます。 次に、利き腕の反対側の奥歯の外側から前歯の外側を磨きます。さらに、利き腕側奥歯の内側から利き腕側奥歯の外側から前歯までを磨いてきます。次に、利き腕側下奥歯の内側を磨いて、前歯の裏側を1本ずつ磨いていきます。こうして磨いていけば、磨き残しなくお口の中を1周することができます。

歯間清掃のやり方

歯間清掃に使うものはデンタルフロス、糸ようじや歯間ブラシ(歯と歯の間を磨くための小さなブラシ)などがありますが、最も効果が高いといわれているのは歯間ブラシです。これの使い始めは出血があったりしますが、次第に歯茎が引き締まってきて出血はなくなります。 歯間清掃は爪楊枝でもいいので、できれば毎食後行いましょう。また、歯間ブラシやデンタルフロスは最低でも毎日行いましょう。 ]]>

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