口臭チェッカーで臭う箇所を特定する方法
臭う箇所を特定
口臭の臭いの元は揮発性硫黄化合物(VSC)という物質で、ごく微量でもかなりの臭気を発する物質です。
どれくらい強いかといいますと、口臭成分の代表的なVSCであるメチルメルカプタンの場合、臭いを感じる空気中の最低限の濃度は、アンモニアの1800万分の1の濃度で感じるそうですからかなりのものです。
このVSCの呼気中での濃度を測るのが口臭チェッカーです。
この口臭チェッカーは、臭いの強さを段階的に表示してくれるので、口臭の強さを理解することができます。そしてこの段階表示を利用して、測る場所別の臭いの強さの違いを調べることによって、臭いの発生源を探り当てます。
口から臭う時のチェッカーの測り方
口からの臭いの測り方は、まず測る前に口を閉じて鼻からの呼吸を2~3秒ほどしてから測るのがコツです。基本的な測りかたは機械の説明書に従っていただけばよいのですが、ここでコツをもうひとつ。
それは機械に息を吹きかけるときには「ウ」という発音をするときの口と舌の形のまま、声を出さずに息を吹きかけるということです。こうすればのどや鼻息からの影響を減らして測る事ができます。
鼻から臭う時のチェッカーの測り方
鼻から出てくる臭いを鼻臭(びしゅう)といいます。鼻臭があればたいてい口からも臭います。ただしその臭いの強さには差があります。鼻からの息と口からの息の、臭いの強さの違いによって原因箇所を探ります。
測り方は片方の鼻の穴を指で押さえ、口を閉じてもう一方の鼻の穴から勢いよく空気を出します。同じやり方で今度はもう片方の鼻の穴から出る鼻息も調べます。左右に差がある場合も多いので、必ず両方を調べましょう。
のどから臭う時のチェッカーの測り方
鼻をつまんで「アー」という声を出しながら息を吹きかけます。人前で声を出すのが恥ずかしいときは声を出さなくてもかまいません。「アー」の口だけで結構です。
こうやって何度か測りなおし、常に他より高い数字が出るところがあればそこが原因である可能性が高いのです。]]>
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