美肌の早道は食より睡眠
睡眠中に体内で行われていること
たとえば、夜更かしをした翌日、一日中だるかったり、頭痛がしたりするなど、体調が悪くなりがちになるはずです。この不調の原因は、夜寝ているあいだに、肌を含む体全体が修復されているからなのです。修復は血液を通して行われるのですが、起きて活動している日中は、血液のほとんどが脳に集中します。そのため、肌には栄養が行き渡りません。寝ると、血液は体の各所に流れはじめ、肌にも栄養が行き渡るようになるのです。
さらに、眠り始めの約3時間のうちに成長ホルモンの分泌が盛んになるといわれます。この成長ホルモンによって肌内で細胞分裂が起こっているのです。肌や内臓の修復にはトータルで、最低でも6時間くらいはかかっていると言われているので、睡眠が6時間をきってしまうと、だれでも肌荒れする可能性が出てくるというわけです。
肌の再生は、毎晩、このようにして行われているので、毎日の睡眠がいかに大切かわかると思います。
肌のゴールデンタイム
肌のゴールデンタイムは夜10時~深夜2時とされ、そのあいだに睡眠をとるのが美肌のルールといわれています。これは原始の時代から人間の体に刻まれた体内時計にしたがった生活をすべきという説に基づいたものです。
ところが現代社会でこれを実現するのは、なかなか困難です。この現代で考えると、およそ午前0時から半までに寝るようにすればいいでしょう。
また、就寝時刻を一定にさせることも大切です。毎日ベッドに入る時間が異なるのは、体内時計を乱すのでよくありません。成長ホルモンは、体内時計の影響を大いに受けていますから、寝る時間が毎日異なると、スムーズに分泌されなくなってしまうのです。
毎日遅くとも午前0時半までの、同じ時間に寝るようにすると、肌の状態もよくなってくることでしょう。
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