肌のストレスと季節の変わり目対策

スキンケア

ストレスからの防御術

 現代人とストレスは、切っても切れない関係です。また、本人が自覚していない「見えないストレス」もあると言われています。ストレスというのは、その人の弱い部分に症状となって現れるものです。ストレスで下痢になる人がいれば、胃が痛くなる人、肌が荒れる人など、さまざまなタイプの人がいます。  では、どうしてストレスがさまざまな症状を引き起こすのかを説明しましょう。 ストレスを受けると、体内に活性酸素が発生します。この活性酸素が細胞を傷つけ、肌老化を促進してしまうのです。また、免疫も低下するので、アクネ菌が繁殖してニキビができたり、すでにあるニキビが大きく膿んだりします。  その他にも、ホルモンバランスが乱れて体調を崩したり、自律神経が乱れて下痢や不眠になったりと、さまざまな影響を及ぼすのです。  ストレスをなくすことができればよいのですが、なかなかそうはいかないものです。ストレス対策には、まずたくさん動くこと。運動は自律神経を安定させます。きちんと食事をし、ゆっくり寝ることも大切です。  そのほか、香りは気分を落ち着かせる作用があるので、アロマテラピーの力を借りてみるのもいいでしょう。東洋医学でも、香りは“気”をめぐらす作用があるとされています。

季節の変わり目対策

 季節の変わり目に、肌が荒れたり、不安定になったりする人は少なくありません。そんな状態に陥ってしまうと、どうしていいのかわからなくなってしまい、むやみに化粧品を替えてしまう人も多いようです。  季節の変わり目の肌対策としては、肌の免疫や抵抗力が弱っていることが考えられます。なので、刺激の強い美白やアンチエイジング化粧品の使用はやめましょう。さらに、もし化粧品などの水分の多い化粧品がしみるようなら、一時的に使用を中止し、クリームやワセリンなどの油分の多いもので皮膚を保護して様子をみるのが賢明です。1週間程度、様子をみて落ち着いてきたら、セラミドなどを配合した保湿美容液を塗って、バリア機能を健全な状態につくり直していきます。    アイテム数は極力減らして、肌に最低限必要なものだけを塗ることが、肌荒れのときの鉄則だと覚えておいてください。  そのほか、睡眠時間や食生活、ストレスの溜まり具合など、日常生活も見直していく必要があります。肌荒れは肌の表面だけでなく、体の内側に要因があることも往々にしてありますので、なるべく規則正しい生活を心がけてください。]]>

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