ニキビ跡を薄くするお手入れ方法を紹介しています。あきらめないで、正しくお手入れすれば目立たなくなります。
ニキビが炎症を起こして赤みが出たあとに、ニキビがほぼ治っていても、いつまでも赤みが残ってしまうもの。その赤みは何年も、場合によっても10年ぐらい残ります。早く消すには、ビタミンC誘導体の化粧水やイオン導入が効果的です。
シミが残るのは、炎症性色素沈着によるものです。何年かけて消える場合もあれば、そのまま残ってしまうこともあります。日焼けしてしまうと消えにくくなるので、紫外線対策は万全に行ってください。さらに、美白化粧品も有効ですが、専門医によるピーリングを受けると、とても早く改善できます。
これは自分で行うお手入れでの改善は困難です。美容皮膚科などで相談しましょう。ピーリング、レチノイン酸の塗り薬、各種レーザーを使った治療などが効果をあげています。予算はだいたい10万円が目安です。
ニキビをつぶしてしまうと跡になりやすいという説もありますが、初期段階で芯だけを上手に押し出せれば、跡にならず、かえって早く治ることもあります。
その際注意したいのがつぶし方です。お風呂上がりで、肌がやわらかく清潔な状態のときに行います。薬局などで売られている“コメドプッシャー”と呼ばれる専用の器具、もしくは綿棒2本でやさしく押し出してみましょう。
うまく出ないようなら、無理に強く押すのはやめましょう。皮膚科でも押し出しの処置をしてくれるところがあるので、相談してみてください。ただし、くれぐれも赤く腫れているようなニキビには、決して行わないでください。