自分の肌を知ろう

自分の肌を知ろう

あなたの肌は、どのタイプですか。
普段の状態で触ってもなんとなくわかりますが、自宅でもう少しきちんと確認できる方法があります。

あなたは普通肌?乾燥肌?オイリー肌?

夜の洗顔をしたあと、わざと何もつけないで寝ます。化粧水も、乳液も、美容液もつけません。肌の突っ張りが気になりますが、あまり気にせず、いったん寝ましょう。

6時間ほど睡眠を取って、寝起き直後が大切です。

まず1枚のティッシュを用意します。2枚重ねになったティッシュであれば、1枚に分けましょう。ティッシュ1枚を、顔に押し付けます。

  • 正面に向いたまま、ティッシュが落ちてしまうのなら、乾燥肌。
  • 下を向いたときに落ちるのなら、普通肌。
  • 下を向いても落ちないのなら、オイリー肌。

普通肌のケア

皮脂の分泌が多すぎず少なすぎず、肌がかさついてもいない状態であれば、普通肌です。理想的な肌の状態といわれます。
今の肌をキープするために、水分を増やす保湿ケアを怠らないようにしましょう。

オイリー肌のケア

顔が皮脂で脂ぎってべたついているのなら、オイリー肌です。
特にひたいと鼻をつないだTゾーンは、皮脂の分泌が多いため、てかりやすい傾向があります。過剰な皮脂はにきびや肌荒れの原因になるため、余分な皮脂を定期的に取る必要があります。

洗顔で皮脂をすっきり落とし、オイルカットの保湿美容液などを使いましょう。

日中はあぶら取り紙で皮脂を押さえ、浮き出た皮脂をしっかり取ります。ティッシュを使うと、繊維が肌に残って刺激になることがあるのでNG。また、皮脂の取りすぎを気にする人もいますが、あぶら取り紙では「取りすぎになり」ほど取れません。

またストレスや寝不足で皮脂が増えることもあるので、生活面に注意を。

乾燥肌のケア

肌が全体的に乾燥していて、かさかさしているのなら、乾燥肌です。

肌の皮脂の分泌が少ないため、肌の表面の水分が蒸発しやすい状態です。乾燥肌が悪化すると、角質がどんどんはがれて皮膚のバリアー機能が弱くなり、敏感肌になります。敏感肌は、乾燥肌がさらに悪化して、あらゆる刺激に敏感になった状態です。

乾燥肌は乾燥を防ぐため、セラミド配合の美容液と化粧水の両方を与え、保湿力とバリアー機能を高める必要があります。

どれにもあてはまらない肌 混合肌のケア

実は、ほとんどの人が混合肌とも言われています。

混合肌とは、一つの顔に脂性肌と乾燥肌の両方が存在している状態です。

例えば、Tゾーンは皮脂で脂ぎっているにもかかわらず、ほほやフェースラインなどがかさついている状態です。脂性乾燥肌とも言われます。

脂ぎっている部分は小まめに皮脂を取り除きつつ、乾燥しているところは油分と水分を小まめに与える必要があり、手間がかかり、肌タイプの中で、最もスキンケアで手を焼く肌とも言われます。

混合肌の場合、お手入れで迷ったらUゾーンに合わせましょう。なぜならUゾーンの肌は弱く乾燥しやすいので、洗い方や保湿は慎重にすべきからです。またUゾーンの皮膚は、個人差が激しいので、合うスキンケアもそれぞれ。まずはUゾーンの肌質を基準にして化粧品を選びましょう。

一方Tゾーンは皮膚が丈夫なので、どうしてもテカりが気になるなら、洗顔後は何もつけずに放っておいても大丈夫。つけすぎはニキビのもとになる恐れもあります。

ちなみに額の皮膚は、医学的には頭皮の一部。つまり頭皮同様洗いっぱなしでも良いくらいなのです。

掲載:2012年09月30日   category:スキンケア

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