たるみ毛穴と全タイプの対処法

スキンケア

ピーリングとレチノールで予防

 まずは一つめは、ピーリングを行うことです。ピーリングには、真皮のコラーゲンを増やす作用があるので、毛穴のゆるみを防ぐ効果があります。そのうえ古い角質も取れるので、角栓を防ぐこともでき、詰まり毛穴のケアにもなって一石二鳥です。自宅でできるピーリングを選ぶ際は、ふき取るのではなく、洗い流すタイプにしたほうが肌への負担がなくておすすめです。  そして、二つめが、レチノールを配合した化粧品をケアに取り入れることです。このレチノールは医学的にも照明されている、コラーゲンを増やす働きの強い成分です。肌への浸透力があり、真皮のコラーゲンに作用するといわれています。  ただし、刺激が強いという面もあります。使い始めは、効きすぎると肌がカサカサしてきたりもしますが、使い続けていくことで、徐々にそのカサカサも落ち着いてきます。レチノールはビタミンAの一種で、もともと体内にある成分ですから、基本的には安全なものです。

ビタミンCを取り入れる(たるみ・開き毛穴)

 レチノールよりも刺激の少ないビタミンCは、たるみ毛穴はもちろんですが、肌が敏感になりがちな開き毛穴タイプでも比較的使いやすい成分です。  ビタミンCには、コラーゲンを増やす作用と、若干ではありますが皮脂の抑制作用とがあります。一口にビタミンCといっても、いろいろなタイプの成分があるので、肌への浸透力を高めた誘導体型のものがよいでしょう。  なかでも、とくにおすすめなのがリン酸型やAPPSと呼ばれる新しいタイプです。よく耳にする「純粋なビタミンC」は、科学的に言うとアスコルビン酸ですが、これを浸透しやすい形に改良したものがビタミンC誘導体で、成分表示上では、リン酸型は「リン酸アスコルビル」、APPSは「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na」と表示されます。選ぶ際の参考にしてみてください。  イオン導入機という美顔器を使って、週に一度程度ビタミンCのイオン導入をすると、毛穴ケアに有効です。

毛穴に効く食べ物(全タイプ共通)

 どのタイプの毛穴も、皮脂が多いと詰まりの原因となり、よけいに目立ったり悪化したりします。皮脂分泌を抑える栄養素をとるとよいでしょう。  ビタミンB1は、炭水化物の代謝を助ける栄養素です。炭水化物がきちんと代謝されないと、皮脂が過剰に分泌されるので、それを予防します。豚肉やピーナッツ、うなぎなどに豊富に含まれます。  ビタミンB2は、皮脂の分泌をコントロールするのに、とても有効な栄養素です。豊富に含む食品は、レバーやうなぎです。]]>

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