トレーニングを続けさせるコツ
自信は成功へのカギ
トレーニングに一度でも挫折したことのある方は、もう一度新たな気持ちでトレーニングを始めようとした時に、こんな考えが頭に浮かびはしないでしょうか?「何度も失敗しているから、今回もきっと続かないはず…」「どうせ痩せられるわけがないんだ」「たぶん続かないだろうけど、一応やってみよう」 etc. このように自分に負の自己暗示をかけ、勝手に自らのモチベーションを下げてしまうということが、よくあります。しかし、ここでよく考えてみてください。な ぜ、「どうせ痩せられない」、「続くわけがない」と初めから思ってしまうのでしょう。それは誰が言った言葉ですか? もし誰かに言われたとしても、それは 本当のことですか? 絶対に変えられない運命なのでしょうか? 自分には絶対に不可能だという原因を突き止め、その理由まで把握しているのなら別ですが、そんな人はどこにもい ないと思います(なぜなら、人間の体は食べなければ体重が減るように作られているからです)。 結局、負の自己暗示というのは、単なる思い込みに過ぎません。実際に結果が出なかった時、自分を無理やり納得させるための逃げ道を作っているだけです。そ のように、何の根拠がないにも関わらず、それがいつのまにか悪癖のようになってしまい、結果的に自らが失敗する大きな要因となっているのです。 トレーニングを成功に導くには、まずこの悪癖といえる負の自己暗示を払拭し、自分を信じる力=「自信」を取り戻す必要があります。もし途中で「もうだめ だ、できるわけがない」という声が聞こえてきたら、それは一体誰が言ったのか? どうしてそう思うのか? それらを自問自答して思い込みを払拭し、自信を 取り戻していく。まずはそこから始めてみましょう。トレーニングがきつくなった時の五カ条
トレーニングが辛くなった時ややる気が出ないときは次の五カ条を見てください。- 気持ちが入っていなければ、トレーニングになりません。 メニューを小さくしましょう。小さくしたメニューで、気持ちを入れて精一杯やります。
- やりたくない時は、「ちょっとやってからやめる」気持ちをもってトレーニングしましょう。 本当にやりたくなかったら、ちょっとやってからやめます。
- 意外にやり始めると気持ちが乗って、良いトレーニングが出来ます。 ほとんどの事は、背中を押してくれる勇気が足りないのです。
- 体調が悪い時は、セット間をあけてルーズにやりましょう。 ノルマ、メニュー通りにこなすことも大事ですが、人間は生き物です。 臨機応変にノルマ、メニューを変更します。
- 何をトレーニングしているかの意味を知りましょう。 意味がわかると、苦しさを乗り越える事が出来ます。 私が「トレーニング理論」で詳しくなったのはこのためです。 苦しくて、苦しくて、「トレーニング理論」、「メンタル論」にすがったためです。
- 「トレーニングにとって継続が大事」です。 止めようと思ったら、メニューを小さくして続ける努力が必要です。 続けることで「トレーニング」が見えてくることがあります。 意味、必要性、人生の位置付け、生き方、いろいろです。