口臭の種類と原因

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口臭の種類

口臭には、誰もが持っている「生理的口臭」や食後の食べカスや内臓から直接口の口臭となる「病気が原因の口臭」、「食べ物による口臭」の三つに別れます。 生理的口臭は、誰にでもある事なので、ある程度ケアができていれば、そこまで気になるものではありません。しかし病気が原因の口臭の場合は、しっかりした治療をしなければ、強い口臭に繋がっていきます。

生理的口臭

誰もが持っている口臭と呼ばれています。生理的口臭は、極度の緊張時に口の中が乾いたり、朝起きた時と食後の3時間経過ごろに発生します。これらは、自然に発生し、ほとんどが自然に消える為、あまり気にする必要はありません。

病気が原因の口臭

病気とひとくくりにしてしまっていますが、これらの口臭にはたくさんの種類があります。
  • 虫歯や歯垢など
  • 歯垢は、80%が細菌です。これらが溜まると、健康な歯から虫歯になり、この虫歯が悪臭を放つようになります。特に神経が腐った歯は悪臭を放ちます。
  • 歯槽膿漏(しそうのうろう)・歯肉炎(歯周病)
  • 歯肉は炎症をおこし腐っていきます。ひどくなると歯も抜け落ちるようになり、大変な悪臭を放つといわれています。
  • 義歯垢など
  • 入れ歯や差し歯の事です、義歯には歯垢がつきやすく、臭いに繋がる場合があります。
  • 舌苔
  • ぜったいと読みます。胃炎や熱時に舌の上で菌が繁殖し、悪臭に繋がります。舌の色で健康状態も分かります。
  • 代謝系の病気
  • 糖尿病や肝臓の病気の時に、甘酸っぱい臭い(糖尿病)やねずみ臭いにおい(肝臓)の口臭がします。
  • 消化器系の病気
  • 胃腸がもたれていたり、調子が悪いとげっぷのような臭いが体内から上がってきて、口臭がします。

食べ物が原因の口臭

臭いが強い、食材、調味料などを摂取した時に口臭がします。 代表的なものは、にんにく、ニラ、ネギ、らっきょうや納豆、アルコールやたばこも口臭の原因となります。 これらは、一時的になものですが、成分が胃で消化され、血液を介して体内に循環する為、口の中だけをきれにしていても臭う事が多々あるので注意が必要です。

口臭の成分

あまり知られていませんが、口臭の原因となる成分は、硫化水素、アンモニア、メチルメルカプタン、アセトン、インドールなど、とても口の中で発生するとは思えないものばかり。 いずれも量が多くなると、誰もが「早く換気をしなくては!」と感じてしまうような、ひどい臭いを放つ有毒ガスの成分です。口臭レベルでこれらの成分が人体に影響を与えることはありませんが、それでも強い悪臭の元になります。 これらは揮発物質なので息に混じって拡散しやすいのも特徴。さらに揮発物質の臭いは、ごく微量でも人間が嗅ぎ取りやすいという性質があります。そのため、口臭は非常に人が敏感に感じやすく、各自のケアが大切なのです。]]>

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