体臭対策の全て

ボディケア

体臭対策

体臭対策の第一歩は朝のシャワーです。体臭に悩んできる人はまず朝シャワーを習慣にしてみましょう。就寝前のバスタイムできれいに体を洗うとはいえ、限界があります。 実は、睡眠中にも、汗や皮脂が分泌されています。一晩で、汗を500ミリリットルほどかくといわれています。小さなペットボトル1本分です。寝る前、きれいに体を洗っていても、睡眠中に汗や皮脂で体が汚れます。汗や皮脂をそのままにしていると、日中、臭いやすくなるのです。 睡眠中に汚れた体をきれいにするために、朝にシャワーを浴びましょう。特に体臭が強いと思われる人は、シャワーに加え、ボディーソープとシャワーで頭や体を洗うことをおすすめします。 もちろん入念に洗う必要はなく、寝ている間にかいた汗や皮脂を洗い流す程度で十分です。体臭のほとんどは、朝のシャワーを習慣にするだけで、ほとんど解決します。 シャンプーもした方が良いです。皮脂は、頭、背中、胸に分泌され、油分は、シャワーだけでは、きれいに落ちません。ボディーソープやシャンプーを使って洗えば、体臭予防により効果的です。 もちろん、あくまで汗と皮脂を落とすのが目的ですから、ごしごし洗う必要はなく、軽くふれる程度で十分です。 温かいシャワーによって眠気もすっきり取れますし、シャンプーのいい香りとともに、気持ちのいい1日をスタートできるのです。

最強の体臭対策:抗菌タイプの下着

抗菌というと体臭対策とは一見関係なさそうですが、実は大有りなんです。 菌の増殖が抑えられるということは、においも抑えられるということでもあります。抗菌タイプであれば、汗で下着が湿っても、細菌の増殖を抑えることができるため、においも抑えられるのです。抗菌タイプの靴下は、普通の靴下と比べ、明らかににおいにくいです。まったくにおわないとはいきませんが、普通の靴下と比べて、明らかににおいが小さいことがわかります。 なにより、足のにおいが抑えられると、自分自身が気持ちいいのです。多少蒸れても、まったく平気です。この違いは、歴然です。とりわけ靴下は、蒸れやすくてにおいやすい部分ですから、抗菌タイプが必須といっても過言ではありません。 抗菌タイプの下着にすれば、汗をかいてもにおいにくくなるのです。 汗をほったらかす習慣が、体臭の原因になる。 汗をかいても、しばらくたてば、自然に汗は乾きます。「汗を拭くのは、たしかに面倒だなあ。まあ、放っておけば、自然に乾くだろう」 これが体臭の原因です。 自然に乾燥しますが、汗があかや皮脂と混ざっている時間が長いほど、汗くさいにおいがだんだん強くなります。体臭の原因は「汗をほったらかす習慣」です。 体臭を防ぐためには、小まめに汗を拭き取ることが大切です。汗が、あかや皮脂と混ざっている時間を短くすればいいのです。通勤や通学でじわりと汗をかけば、小まめに汗を拭き取りましょう。タオル、ハンカチ、ウェットティッシュなどを使って、べたついた汗を拭き取ります。 できれば、湿ったもので拭き取るほうが、汗もにおいもきれいに拭き取れます。汗が少なければ、あかや皮脂と混ざったときに放つ異臭も小さくなります。小まめに汗を拭き取ることで、においを抑えることができるのです。

乾いたハンカチで、汗をふくと、においは余計に強くなる

汗をかいてしばらくたつと、異臭が漂い始めます。皮脂が酸化したり、汗の中で雑菌が繁殖したりする影響です。汗をかいたら、異臭を放つ前に、汗をこまめに拭き取ることで、体臭を抑えることができます。 汗をこまめに拭き取るのは、体臭対策の基本です。しかし、なかなか思うようににおいが消えてくれないことがあります。こまめに汗を拭き取っているにもかかわらず、体臭が改善しない。それどころか、においが強くなっているような気さえするのです。 「こまめに汗を拭き取っているのに、どうしてにおい続けるのかな」 おそらくこの場合、拭き取り方に問題があるのではないでしょうか。大切なのは「拭き取り方」です。 あなたは汗を、どういう方法で拭き取っていますか。 まず意外なことですが、乾いたハンカチやタオルでは、汗を拭かないようにしましょう。乾いたハンカチで汗を拭く光景が定番ですが、本当はあまりよくないのです。乾いた布を使ったほうが、水分をよく吸収するため、においも抑えられるような気がします。たしかに乾いた布のほうが、水分は効率よく吸い取ってくれる反面、意外な盲点があります。 水分は吸い取っても、肝心のにおいの成分までは吸い取ってくれず、肌に残ったままになるのです。乾いた布を使っていると、汗を拭くたびににおい成分の濃度が、濃くなります。汗を拭けば拭くほど、体臭も強くなってしまう悪循環になるのです。 では、どうすればいいのかというと、湿ったものを使えばいいのです。湿らせたハンカチやウェットティッシュなどを使えば、汗もにおいも、きれいに取り除けます。

からいものや熱いものを、食べすぎない

デート前日、ニンニク料理は御法度です。ニンニクの臭いは、体の中から出てくるものです。「アリシン」と呼ばれるにおい物質が血中に混ざり、体全身をめぐります。体の内側からにおい始めるため、シャワーを浴びても歯を磨いても、体臭対策に一苦労するのです。有名な話で、知っている人も多いのではないでしょうか。 ただし、デート前に控えるのは、ニンニクだけではありません。とりわけ刺激性のある料理は全般的に、控えたほうが無難です。からいもの、熱いもの、味付けの濃いものなどです。汗が出る状況の一つに「味覚性発汗」があります。 例えば、スパイスの効いたからいカレーを食べると、じわりと汗をかきますね。特に運動をしていなくても、体が熱くなり、汗が噴き出るのです。強い刺激物を口にすると、消化器官の活動が活発なり、熱を出します。体温が上がって汗が出やすくなるのです。 当然、汗が出やすくなれば、汗臭いにおいも目立ちやすくなります。そして、気をつけたいのは、腹痛です。強い刺激物を食べると、胃や腸が驚きます。刺激の程度によっては、腹痛の原因になることもあるのです。 急に、強い刺激のある食事を大量に食べると、胃や腸の調子を乱す原因になります。胸焼け、胃もたれ、便秘などが起こることがあります。デート前日にからいものを食べると、当日に腹痛で動けなくなっても不思議ではないのです。 もちろん気分や興味で食べるのもいいのですが、タイミングというのがあります。体臭といい体調といい、大切な場面の直前は、強い刺激性の料理は避けたほうが無難なのです。

においの種類によって、デオドラントを使い分ける

身だしなみの一つとして、デオドラントを愛用している人も多いのではないでしょうか。 デオドラントには、さまざまなタイプがあります。スプレータイプ、クリームタイプ、シートタイプなどです。 ただし、においを消すデオドラントとはいえ、気をつけたいことがあります。選び方を間違えると、思ったよりも効果が出ないことがあります。そればかりか、かえってにおいを強くさせることもあるのです。 デオドラントは、においの原因に応じて使い分けるのが、正解です。大きく分けて、2種類あります。

まずすべてに共通する鉄則は「無臭タイプ」を選ぶことです。

においを抑えることが目的ですから、特別な理由がないかぎり、余計なにおいがするデオドラントは避けましょう。わきがには、抗菌殺菌作用のあるクリームタイプ・スプレータイプでも、一時的ににおいを消すことができますが、また汗をかけば、すぐににおい始めます。 わきがにおすすめなのは、抗菌・殺菌作用のあるクリームタイプです。直接、脇の下にクリームを塗ることで、わきがによるにおいを、もとから抑えることができます。においにくい状態を、より長く、維持できるのです。 汗のにおいには、スプレータイプやシートタイプ汗がだらだら流れるときには、クリームタイプやパウダータイプはあまりおすすめしません。クリームタイプは、塗っても汗ですぐ流れ落ちてしまいます。 パウダータイプは、大量の汗と混じると固まったり流れ落ちたりするため、思ったほど効果が出ないのです。特に汗をかきやすい人ほど、なかなか効果が出にくいことでしょう。 わきがではなく、単に汗のにおいを抑えたい場合は、スプレータイプやシートタイプがおすすめです。まずスプレータイプは、勢いよく吹きつける消臭成分によって、汗のにおいを一瞬で消してくれます。同時に、スプレーの吹きつける空気が「熱冷まし」の役割を果たすため、汗をかきにくい状態にもなるのです。 このほか、シートタイプもおすすめです。湿ったシートタイプを使えば、汗のべとつきもきれいに拭き取りながら、においを抑えることができます。ひんやりとした使い心地によって体温が下がると気持ちも落ち着くので、汗が抑えられるのです。

定期的な半身浴で、汗腺機能を高めよう

半身浴には、さまざまな美容効果があります。血行促進、新陳代謝の向上、ストレスの軽減、肌荒れなど、たくさんの美容効果があります。ダイエットやデトックスの方法の一つとしても、有名ですね。こうした美容効果が強調されているためでしょうか。 このほかにも、半身浴には知られていない効果があります。汗腺機能を高めるトレーニングです。汗腺機能を高めるトレーニングとしては、定期的に運動やサウナなどが上げられますが、自宅で毎日手軽にできます。 積極的に汗をかくことで、汗腺機能が鍛えられ、いい汗をかきやすくなります。汗をかいても、においにくくなるのです。汗腺は、筋肉と同じです。 ほうっておくと、だんだん怠けてしまいます。汗をかいても、においやすくなり、体臭の原因になるのです。 38度くらいのぬるま湯に、体の半分だけ漬かります。少しぬるいと感じますが、次第に血行がよくなり、10分後には汗が噴き出るようになるでしょう。ジョギングと比べると、半身浴は、心臓や肺に負担をかけないので、安全です。毎日の入浴に工夫をするだけですから、簡単ですね。 定期的な半身浴は、汗腺機能を高める絶好の習慣です。 毎日できれば理想的ですが、どうしても時間の都合がないときは、週に1回でもかまいません。汗腺機能を高めるトレーニングを、生活に取り入れましょう。 ボディーソープを男性の体臭対策専用のものにするとより効果的です。

冷え症と汗かきの、意外なつながり

「冷え症」と「汗かき」 一見、真逆に思える内容です。普通に考えれば、体が冷えるほど、汗はかかないように思えますね。ところが、意外にもつながりがあり、冷え性の人ほど、汗をかきやすい傾向があるのです。 メカニズムを見てみましょう。 冷え性になると、血行が悪い状態が続きます。血行が悪いと全身の代謝が悪くなるため、体の中の水分が、下半身にたまりやすくなります。冷え性の人の下半身がむくみやすいのは、そのためです。しかし血液は、全身を循環します。下半身で温められた血液が、上半身に移動します。顔、首、背中などが、暑く感じるようになります。 もちろん脳の温度も上がります。いつもより温かくなった脳は「体温が上がっているから、汗を出さなければいけない」と思い、汗を出す命令を出し始めます。 その結果、体は寒いのに、汗がよく出る状態になるのです。冷えによる汗かきの改善は「汗を抑える方法」よりも「冷え性の改善」に力を入れるのが、正解です。冷え性は、体臭の問題だけでなく、免疫力が低下して、健康にもよくないことが報告されています。 定期的に運動したり、筋力トレーニングで筋肉量を増やしたりなど心がけ、体の内側から、冷えの改善を心がけるようにしましょう。ただし、冷え性であることが、重大な病気のサインである場合もあります。 冷え性の原因がはっきりわからない場合は、医療機関を受診されることをおすすめします。

顔にかく汗を、一時的に汗を止める裏技

一流の女優ともなると、汗の出方を自由にコントロールできるといいます。スポットライトが当たるとき、自然と汗を止められたり、迫真の演技で額に汗をにじませたりできるとのことです。長年の仕事のたまものです。 私たちには縁のない特殊能力のように思えますが、そうとも限りません。普通の人でも、自分の意思で汗を止める裏技があります。 人体に備わった特殊な作用を利用する方法です。 人の体は、強い圧迫を感じた部分だけ、一時的に汗が止まる性質があります。ただし、全身の発汗量を一定にたもとうとする働きがあるため、完全に減るわけではありません。一部でかく汗が減ったぶん、別の部分で汗を余分にかくようになります。 例えば、一回り小さい下着を身につけたときのことを思い出しましょう。腰周りの汗が止まっている一方、股間あたりが汗でびしょびしょになった経験はありませんか。まさしく、この圧迫の作用による現象です。この方法を応用すればいいのです。 どうしても汗をかきたくない場面の直前に、次のことを実施してみましょう。 男性なら、両方の乳首より5センチほど上の部分を、親指でぐっと強めに押してみましょう。 女性であれば、わざとブラジャーのホックを一段階きつく締める方法でもかまいません。 すると、胸より上の部分の汗が、一時的に止まるようになります。面談やプレゼンテーション前など、汗をかきたくない場面で使える方法ですね。もちろんいつも圧迫し続けていると、体に悪いので、あくまで一時的な手段として使いましょう。発汗を一時的に抑えることができるのです。]]>

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